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11月14日
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有機堆肥と風呂敷

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十二月十三日(日曜日)午前十時半より、日本支部五階食堂にて三十数名のボランティア・中国語コース生徒のお母さん・青年部の若者達らが皆耳を澄ましてECO講義を聞き入っていまいた。講師である環境保全エコの達人島幸子さんが、切り捨てられた野菜の葉っぱや果物の皮などを利用して有機堆肥を作る講義をしてくださったのです。島さんは、葉っぱを小さく切り、腐葉土を混ぜるように丁寧にその手順を指導しました。初めての講義にもかかわらず参加者の熱心さに、島さんもすっかり感激しました。

島さんは平凡な家庭主婦だと謙虚に自己紹介をなさいましたが、実は長年エコ対策・環境保護及び有機栽培などを熱心に推進してきたことで、環境省に環境保護問題諮問アドバイザーとして認証され、区役所や地域団体に招かれて有機栽培や風呂敷の使い方の講座を開くエコ達人です。また、山梨県の農民との共同作業で、伝統的な有機栽培法で大豆を育てようと試み、自然を回帰すること、そして先端科学技術の乱用による植物の遺伝子の入れ替えをしないように呼びかけています。

島さんは講義の中で、家庭から出される生ゴミの九九・七%は焼却処理されるが、焼却によるエネルギの無駄使いとそれによるCO2及びダイオキシンの産出は地球温暖化と環境汚染に繋がる。捨てられた小さい葉っぱや皮や、地球上の万物には生命あるので、有機堆肥法でゴミを減らし、省エネと自然回帰ができたら、一石二鳥になれると訴えました。

第二部は日本支部の三階で風呂敷の使い方の講義をしました。島さんは絵づき手書きのプリントを用意し、分かりやすく風呂敷の包み方を説明しました。軽く畳んでコンパクトになる風呂敷一枚を携帯すると、簡単に手提げ・帽子・プレゼントの包装紙代わりになる。このように、簡単で綺麗に風呂敷を多用途に使えば、ビニール袋や包装紙の使用を減少し、環境にも優しい。特に主婦層の参加者は皆興味津々、支部が用意してくれた風呂敷を借りて手真似しながら真剣に覚えようとしました。

今回は日本支部の初めての試みで、環境保護講座の開催を企画しました。参加者は大勢に来られて、たいへんな意気込みで、評判も良かった。これを以って、今後定期的に環境保護やエコ関連の講座を企画し、慈済メンバーやボランティア達の環境保護意識を強化すると共に、着実に実行するよう望む次第です。


家庭の生ごみを堆肥にしよう!(循環型)

《用意するもの》
・乾燥させた腐葉土・ハサミ
・シャベル
・布とひも
・新聞紙
・バケツ 3個〈發酵分解用、熟成用、貯藏用〉雨にぬれない風通しのよい所に置く

《作り方》 
1.   生ごみを水きり、ハサミで細かくする。
2. 腐葉土をバケツに敷く(5-10mm)
3. 生ごみの半量の腐葉土と生ごみを混ぜ、上から薄く腐葉土をかける。好気性(空気を好む)の微生物により、生ごみは分解される。
4. バケツに布をかぶせ、ひもでしばる。(虫よけ)
5. 生ごみは一日一回投入③④を繰り返す。
6. バケツがいっぱいになったら、熟成用に移す。一週間に一回は混ぜる。薄く腐葉土をかける。
7. 夏一カ月、冬三カ月したら天日で乾燥させる。
8. 貯蔵用に移し、腐葉土の変わりに再利用する。(循環させる)


訳/ 維拉、小野雅子
写真/ 劉怡君