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11月22日
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ホーム ニュース 台湾 四十六周年“巡礼活動”は雨になったが、上人は大衆を励まし心を落ち着かせた

四十六周年“巡礼活動”は雨になったが、上人は大衆を励まし心を落ち着かせた

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夜空の下で〈爐香賛〉を唱えてから、「南無本師釈迦牟尼仏・・・」という念仏の声が続いた。慈済四十六周年記念の朝山(巡礼活動)が四月十四日花蓮の静思精舎で行われた。制服に身を固めた隊列は山門を出て、駐車場に向かった。活動には四大志業のメンバーや国内外のボランティア、慈済学校の学生や大学生ら千二百二十六人が参加した。

記念日を祝う巡礼活動は、雨風によって心が試された

早朝の四時過ぎ、僅かにひんやりした空気の中、千人を超す人が慈済四十六周年記念の朝山に参加した。念仏が始まり暫くすると「ぽた・・ぽた・・」と雨が降ってきたが、参加者は暗闇の中で準備してきた雨合羽を着た。驚きや囁きの声を発する人はなく、皆、雨の中に佇んで念仏を続けた。

雨は次第に本降りになり、皆、髪の毛から顔、そして、制服まで濡れるようになった。その時、スピーカーから「朝山に参加している皆さん、本堂に入って礼拝を行ってください。」というアナウンスが流れた。長い隊列は足早に山門をくぐり、参加者は精舎の本堂と感恩堂または被いのある中庭や廊下に座った。

隊列は静かに行動し、精舎の出家人や職員たちが参加者を誘導すると共に一人ずつ、靴を入れる袋やタオルを手渡した。びしょ濡れになったボランティアたちは感謝の気持ちと共に師匠たちに礼を言った。そして、顔を上げると、證厳上人が応接室の横で心配そうな顔をしながら、自ら参加者を誘導しているのが見えた。

体と心は一体

次第に足音は少なくなり、朝会の読経の音だけになった。皆、座布団の前で敬虔に礼拝した。

午前五時四十分過ぎ、上人は大衆に向かって開示を始めた。「困難に出会った時、それに沿って変化する必要があります。今日の朝山は大雨のために中止になりましたが、体があるところに心があり、そこには仏も居ます。どんな場合でも自分の心をしっかりと保つことができれば、怠惰になることはありません。」

(文・郭乃禎 訳・済運 花蓮静思精舎報道 2012/04/14)

 

" もろもろの侮辱や迫害を耐え忍んで恨まない人は堅実な人であり、どんな人にも、またどんな事にも打ちのめされることはない。忍び耐えることができてこそ、天下の大事を成し遂げることができるのである。 "
静思語