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09月19日
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六分の一の子供 見えない貧困

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日本支部新芽奨学金設立報道
慈濟日本支部は設立して二十六年になり、証厳上人の現地調達、現地使用のご指示に基づき、日本の地に深く耕し、力を尽すことにより恩返しをするため、本(二〇一七)年四月から第一回目の日本の大学生に向けた「新芽奨学金」の提供を始める。

先進国は貧富の格差が大きな問題となり、日本もすでに児童が貧困である大国になっている。統計によると日本の未成年の児童の六人に一人が「相対的貧困」で、その中でもひとり親家庭は五割にも上ります。先進国の「相対的貧困」とは具体的に所得が一般家庭の半分に及ばず、収入がその国の生活水準に合わせることが出来ません。

この表面には現れない隠れた貧困が社会保障の必要な人を見つけにくくしている。この一、二年日本政府は大規模な生活調査を始めた。今年二月にNHKで放送した「見えない 貧困 ~未来を奪われる子どもたち~」のテーマで、食べられないことより、食べられて生活が苦しい方が家庭的問題として取り上げられている。例えば、新しい服が買えない、高校や大学の学費を払うお金がない、子供はアルバイトをして家計を支えなくてはならない、卒業旅行に参加できないなどの現象がある。

教育は社会の基本

この問題に対して、二〇一四年一月に「子どもの貧困対策法」が施行され、対応措置として、国と地方自治体も貧困家庭の就学と学費の補助、学習援助などの教育支援対策が提出された。若い世代は国家社会の未来の希望であるからである。

慈濟基金會は慈善方針の基で、弱者家庭に経済的補助を施したとき、就学過程において、常に家庭での生活費が楽になるように、中学、高校になるとアルバイトや仕事をするようになり、最後には進学を諦めなければならない子どもが多く見られた。二〇〇七年に社会的弱者家庭の子どもの就学意欲を高め、保護者に子どもの学習を重んじるように、慈濟は世話をする家庭の子どもに「新芽奨学金」の受給を始めた。このような慈善兼教育的意義の奨学金は花蓮で試験的に始まり、台湾全土に広がった。受給者は二〇一五年までに累計で三万三千四百人にのぼり、さらに海外の各支部、マレーシア、インドネシア、中国などに広がっている。

心の豊かさは最大の豊かさ

豊かと思われる先進国には、隠れた貧困が日増しになり、多くの子どもが平等な学習の機会を奪われている。この他に先進国は高度な競争と冷めた人間関係も「心の貧困(満足と楽しさを感じにくい)」問題となりやすくなっている。

かつて幸福満足度世界二位で人々に羨まれる桃源郷であった貧しい国ブータンは、観光を開放するにつれ収入が増えたが、国の幸福満足度は徐々に落ちていった。このことが私たちに収入と幸福感は絶対の関係はないことを教えてくれた。自分がリッチだと感じたら、楽しいし、自分が貧しいと感じたら、苦痛になる。奉仕と関心を学ぶことは心を豊かにさせる最高の方式である。

経済的援助のほか、若い世代の心を豊かにさせることができれば、未来の社会に無形財産が作れる。慈濟の教育システムの中に「慈誠懿徳会」(一九九九年設立)は台湾独特の指導制度で、慈濟で勉強する子どもは、各クラスで班ごとに分かれて、卒業前まで専属の「懿徳ママまたは慈誠パパ」が付く。毎月一回学校や教室に集まり、イベント活動をし、クラスメートは兄弟、ボランティアは両親となり、家族と同じような関係を築く。

新芽奨学金の特別構想

慈濟「新芽奨学金」は学生が安心して就学できることを目的としている。 (台湾で) 「進歩賞」「学習領域賞」「孝悌賞」「特殊表現賞」「皆勤賞」の五項目を設定した。学生の専門分野を激励し、勤勉に向学をすると共に心身の修養にも重視することを願っている。毎年「新芽奨学金」授与式を催し、先生と保護者を招待し、家庭、学校、社会の三方が共同参加を通じて、社会の新世代を守ることを願う。

日本支部の「新芽奨学金」の推進には、奨学生にボランティアを体験し、人に奉仕することを学ぶという特別な構想を持っている。それは、人へ奉仕することを通じて、「豊かな」の心と「豊かな」人生経験が得られるよう若い学生に期待する。奨学金は「新芽」を命名したのは、一粒の種が、全力で土を破り芽を出し、将来大木に成長していくように、奨学生たちも自分を愛し、人を愛する社会の棟梁なるよう期待し、祝福するからです。

訳/佐藤仁‧文/陳靜慧
 

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