2011年3月度

2011年 4月 01日
印刷

03/01
  • ミャンマーの慈済ボランティアがタンリン市のヤピマ村を訪れ、もみを干すためのビニールシート3000枚を配付した。この日は現地の農民75人が収穫した種もみ310袋を提供し、貧しい農民を援助した。
03/04
  • 米国総支部が3日間にわたって催した「2011年慈善志業幹部研修会」に約200人が参加し、ボランティア経験を分かち合い、今年度の慈善活動の目標を定めた。
03/07
  • インドネシア・ジャカルタのプジャガラン村で2月末に大火災が発生し、家屋300軒近くが全焼した。慈済ボランティアが至急救済物資を準備し、地方自治体による被災者リストの確認と了承を経てこの日に被災家庭275世帯に配付した。
03/08
  • 米国北カリフォルニア支部がサンノゼ市庁から「コミュニティ教育奉仕特別貢献賞」を授与された。また、慈済の南アフリカ人ボランティア2人が「国際婦人デー特別賞」を受賞した。
03/11
  • 日本宮城県沖でM9・0の大地震が発生し、東日本の太平洋沿岸各地で大津波が発生、甚大な災害をもたらした。慈済基金会はこの消息に接し、直ちに指揮本部を設立して災害援助行動を展開すると同時に、全世界の支部に災害援助募金活動を呼びかけた。また、東京・新宿区の慈済日本支部は交通麻痺により徒歩で帰宅する人々のため休憩場所として支部を開放した。證厳上人は、世界各地で災難が頻発している折、人々が深く戒め慎み、斎戒、懺悔をし、善を集めて福を植えることによって、災難をなくそうと呼びかけた。
03/12
  • ニュージーランド・クライストチャーチ大地震の援助活動の一環としてこの日、ニュージーランド支部が初めてニュージーランド救世軍と合作しアラヌイ区の救世軍センターで、被災者132世帯475人に救援物資を配付した。
  • 米国ニュージャージー州のパセーイク川が雪解けと連日の豪雨で増水し、堤防を壊して数万戸の家屋が浸水した。慈済ボランティアがこの日、被災状況を調査した。19、20両日に被災地で清掃活動を行う。
03/13
  • 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の慈済基金会第一次災害援助物資、毛布5000枚、即席ご飯400ケース、ナッツ100ケースが花蓮静思精舍と台北内湖連絡所で梱包され、翌日、外交部(外務省に相当)の協力を得て東京に空輸された。
  • 米国総支部が慈済基金会の募金活動の呼びかけに応えて、全米のボランティアがこの日から募金活動を始めた。
03/14
  • 慈済基金会四大志業の各責任者が「天地急を告げ 災難起きたり 斎戒懺悔大願行を」の呼びかけに応え、この日率先して請願書に連署し、斎戒を発願して各志業において募金活動を進め、被災者が早く苦難から離脱できるよう祈願した。
03/15
  • 東日本大震災の災害援助活動の一環として、この日9人の慈済ボランティアが茨城県大洗町に赴き災害状況を調査し、避難所での温かい食事の供給と物資配付の実施に先立つ実地調査を行った。16、17両日には避難所の皆さんにカレーライス、焼きビーフン、味噌汁を提供し、物資を配付した。
03/16
  • 東日本大震災で多くの死者と行方不明者が出た。慈済大学と慈済短期大学の学生が災害援助の募金活動を展開し、祈祷を行った。また、学内の日本人留学生に寄り添い慰めた。
  • カナダ支部は「東日本大震災に愛の援助を」の記者会見を行い、各界が愛を発揮し募金するよう呼びかけた。ボランティアは被災者のふるさと再建に協力するため、この日から全国の44カ所で募金活動を展開した。
03/17
  • 東日本大震災の災害援助のため、17、22両日に即席ご飯、下着、毛布、生活必需品パック、携帯食器とマスクなどの物資を日本向けに航空貨物で運んだ。
03/19
  • ブラジルのリオデジャネイロの山手で、1月中旬に豪雨で土石流が発生し、死者1000人近く、行方不明数百人、家を失った人約15000人という甚大な被害を出した。慈済ボランティアが6回の災害調査を経て、19、20両日災害のひどかったテレゾポリスで施療と物資配付を展開した。
03/20
  • 大愛テレビが「東日本大震災に愛の援助を」特別番組を放送し、全世界の民衆が電話、インターネット、及びファックスを通じて被災者のために祈祷するよう呼びかけた。
03/23
  • 東日本大震災の慈済災害援助チームが本日台湾から出発。毛布、マフラー、下着、即席ご飯など第三次災害援助物資が航空貨物で日本向けに運送された。日本支部はこれに先だち573ケースの下着、マフラー、毛布、即席ご飯、ナッツなど災害援助物資を岩手県大船渡市に運び、24日より災害調査を展開する。
03/24
  • 台湾と日本の慈済ボランティア16人から成る慈済第一次災害援助チームがこの日東京を出発して岩手県大船渡市に到着後、直ちに戸田公明市長や三浦陽子県議会議員と面会し、今後の災害調査や配付活動などについて相談した。
  • ニュージーランド・クライストチャーチ大地震災害援助、慈済ボランティアが26、27両日、クライストチャーチで第二回の配付活動を展開する。先遣隊がこの日現地に到着し、アラヌイ区の救世軍スタッフと配布について相談した。また、災害がひどかったベックスレー区に赴いて各家庭を訪問し、配付活動計画を伝えた。
03/25
  • 東日本大震災の災害援助活動の一環として、慈済の災害援助チームが岩手県大船渡市で災害調査を行った。この日6カ所の避難所で被災者約3500人に、即席ご飯や毛布などの生活物資を配付した。伝えた。
03/26
  • 東日本大震災の災害援助活動の一環として、慈済の災害援助チームは岩手県陸前高田市の被災者約1300人に、即席ご飯、毛布、衣類などを配付した。伝えた。
03/27
  • 慈済災害援助チームが岩手県陸前高田市で2日目の物資配布活動を行った。避難者1212人に配付した。今回の救援任務を完了し、東京に戻った。伝えた。

03/31

  • 台湾と日本の慈済ボランティア17名で組織する第二次災害援助チームがこの日東京を出発、岩手県釜石市、気仙沼市、南三陸町、石巻市に向かった。伝えた。

訳・本信