慈済大事記 2014年5月度

2014年 7月 19日
印刷

05/01

  • 行政院衛生福利部の「健康データ応用拡大センター」が、慈済大学にサブセンターを設けた。この日、衛生福利部統計処の陳憫処長、慈済医療志業の林俊龍執行長及び慈済大学の王本栄校長が共同で、サブセンターのオープニングセレモニーを主催した。その中で、衛生福利部統計処の李品青科長と台北医科大学の黄旭明副教授が、健康データセンターのデータで研究を進めた経験を語った。
  • ヨルダン慈済人医会の医師とボランティア合計14人が、ヨルダン南部のサグラット市で、歯科施療活動を行い、同時に、貧困家庭50世帯に生活物資を配付した。
05/03
  • 慈済大学のサークル「楽しい健康クラブ」のメンバーが、太巴塱小学校の3年から6年までの小学生32人を集めて、2日間のキャンプ活動を行った。活動の内容は、団体遊戯と「世代間ギャップに教養の橋を」をモットーとした戯曲演出及び情緒管理など。同クラブは、児童の教養に主眼をおいて活動しており、教育部の全国的コミュニティー評価で、連続2年優等賞を受賞している。
  • 慈済基金会が48周年慶祝期間中、3日から18日まで、台北中正紀念堂で「愛で再生・フィリピン台風ハイエン災害後復興の路」をメインテーマとし、縁・慟・膚・美・募・蛻の6つのサブテーマとした写真展を開いた。出展写真144枚、ポスター32枚。
  • 台北慈済病院が創立9周年にあたり、4月26日から絵画及び撮影コンテスト、学術研究成果発表会など一連の慶祝活動を行った。この日は、勤務ボランティアと優良従業員及び優良研究などに賞状を発給した。このほか、登山、街路清掃、潅仏会への勧誘などの活動を行った。
  • 慈済大学が、「学びの共同体」を主張する東京大学名誉教授の佐藤学先生を招いて、「2014年学習共同体学術検討会」を開いた。佐藤先生は教師と親のサポート、参加を通じて、子どもが学習の動機を見出すのを手助けし、子どもの自主思考と学習能力を培って、学習の効果を向上させることについて、講演を行った。慈済大学と東華大学の教師と学生及び花蓮県小中学校の校長と教師合計356人が参加した。
05/04
  • 花蓮慈済病院コミュニティ医学部の楊秀花看護師が、長期的にコミュニティ施療に投入し、先住民村落に関心を寄せ、高齢者を率いて健康促進運動に励んでいることが評価され、財団法人慈月社会福利慈善基金会から、第3回10大ナイチンゲール賞を授与された。
05/06
  • 米国カリフォルニア州サンタローザ連絡所のボランティアが、定期的に行っている公共施設の清掃、ホームレスの世話、低所得者救済などが評価され、市議会に招待されてバートレー市長から表彰を受けた。また、市長は毎年5月の第2日曜日を、市の「慈済の日」とする旨公表した。
05/08
  • 米国カリフォルニア州オレンジ郡の5カ所の監獄の更正教育責任者ミスター・ダンが、オレンジ連絡所を訪ねて、『静思語』の収監者へのプラス面の影響を評価し、合同計画を申し入れた。静思語35冊と英文月刊誌15冊を氏に贈り、後日具体案を話し合う。
05/09
  • 台北慈済病院が完善呼吸ケア医療ネットワークの構築を進めている。着眼点は、近隣の医療機構が医療情報を共有することによって、より適切な医療環境を患者に提供するにある。この日、新北市立聨合病院と、呼吸ケア医療合作協議書にサインを交わした。今後両病院は、学術研究と医療人員の訓練について交流を行う。また、呼吸器依頼患者が、適切な地区的ケア機構に移って治療を受け、後続病状を把握できるよう協力する。
05/10
  • 米国北カリフォルニア州支部が招請を受けて、シリコンバレー美華科技商会主催の「グリーンエネルギー科学技術論壇フェア」に参加した。会場で大愛感恩環境保全織物及び環境保全酵素を展示し、資源再利用の重要性を宣伝すると共に、現地の団体と交流を交わした。
  • ドイツ・ミュンヘンの慈済ボランティアがイタリアのフィナーレ・エミリャ市を訪れて『静思語』を紹介した。副市長に伴われて図書館を訪問し、證厳法師の紹介パンフレットと著作を図書館に置くことを打ち合わせた。また、市内のホテルに『静思語』150冊を贈った。
05/11
  • 慈済基金会が創立48周年に当たり「戒慎虔誠で以て福德を積み、勤めて善法を修めて人心を清める」をテーマに、仏の生誕節、母の日、慈済の日の3つの祭日を1つにした潅仏会を行った。花蓮静思堂では證厳法師が主催し、94人の静思精舎の法師引導のもと、3000人余りが潅仏を行った。20日までに、合計460回行われ、36万人以上が参加した。
05/12
  • 花蓮慈済病院が「看護の光ポスター展」活動を催した。その中で10大ナイチンゲール賞を受賞したコミュニティ医学部の楊秀花看護師と、花蓮県看護師協会が選出した優良看護人員及び院内の優良臨床、教学看護人員など合計73人を褒め称えた。また、看護人員が患者を看護している心温まる場面のポスター50枚を展示した。
05/14
  • フィリピンのタクロバン市、オールモック市など、台風ハイエン被災区に近い小中学校の校長と教師、及び政府の教育関係者合計37人が、台北内湖の慈済環境保全教育センターを訪問し、環境保全と資源回収の知識を学んだ。
05/16
  • インドネシア・バンドン連絡所が静思堂の鍬入れ式を行った。インドネシア支部劉素美執行長、全世界ボランティア黄思賢総督導、バンドン連絡所李振健所長、及び西ジャバ州アーマッド州長、軍支区司令部ターミン代表などが、式典に臨席した。
05/17
  • フィリピン支部が、17、18の両日、静思堂で5回にわたって、ケソン市タタロン区の低収入家庭5022世帯に、白米を配付した。
05/22
  • 慈済基金会と台湾鉄道局の共催で、22日から31日まで台北駅において「愛で再生─フィリピン台風ハイエン災害援助」と「台湾愛の力─台湾慈善」の両テーマ撮影展を開いた。
  • 慈済大学とタイのナリセン大学が姉妹校を締結した。今後両校は、学術研究と人材培育の分野で交流を行う。備忘録がこの日、両校の王本栄校長とスーチン代表の間で交換された。

訳・本信