修行について
2011年 2月 21日
慈済基金会
問い
:「み仏に学ぶ過程において『行』の重要性はどのようなものでしょうか」
上人
:「み仏には福慧(福徳と智慧)が具わっております。福慧を修めるには衆生の中で修行せねばなりません。すなわち体で力行しなければならないのです。ですから『仏』は凡夫の目標であり、『凡夫』は成仏するための起点であります。その過程として菩薩道があり、菩薩道を力行するということは、つまり衆生を益する行いをすることです。こうしてこそ成仏の目標が達せられます」
◎訳・慮慇