文化事業

2011年 5月 02日 慈済基金会
印刷
慈済精神が世界に広まり、愛と慈悲がこの世にあふれるようにと願って、慈済は刊行物やテレビ、ラジオ放送などを通じて人々に愛の大切さを訴えています。

慈済の活動を紹介する月刊機関誌「慈済」のほか、歴史文化をテーマに扱った月刊誌「経典雑誌」などの定期刊行物、また證厳上人のお言葉をつづった『静思語』など数々の出版物を発行しています。日本語の月刊誌「慈済ものがたり」や英語の季刊誌「TZUCHI」も発行されているほか、海外の各支部でもボランティアによって会誌が発行されています。『静思語』や證厳上人の著書や仏教書などを発行する静思人文出版社の印税の一部は、「歳末祝福祈祷会」の参加者への「一元お年玉」(一元は約三円)として配られます。

刊行物以外にもラジオ番組を放送し、慈済の専門チャンネル・大愛テレビ局では證厳上人の法話や毎日のニュース、慈済の活動の紹介番組、人と人のふれあいを描いたドラマなどを放映しています。大愛テレビは海外でも受信することができます。

2005年1月1日、台北市の慈済関渡園区に「慈済人文志業センタービル」がオープンしました。テレビ、ラジオ、雑誌、書籍など各メディア部門を総括するセンターで、最近の技術でより質の高いメディア作りを目指しています。

2007年にはインドネシアで、インドネシア語による番組「啓発の窓」が放送を開始しました。台湾の大愛テレビ局が放送する「慈済ニュース」のインドネシア版で、首都ジャカルタとメダン両市で放送されています。

花蓮市の「静思堂」は国際会議場、感恩堂、講経堂、文化資材展示回廊などを備えた仏教精神のとりでです。歴史、宗教、芸術、教育を兼ね備えた建物です。