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06月07日
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修行について

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問い:「み仏に学ぶ過程において『行』の重要性はどのようなものでしょうか」

上人:「み仏には福慧(福徳と智慧)が具わっております。福慧を修めるには衆生の中で修行せねばなりません。すなわち体で力行しなければならないのです。ですから『仏』は凡夫の目標であり、『凡夫』は成仏するための起点であります。その過程として菩薩道があり、菩薩道を力行するということは、つまり衆生を益する行いをすることです。こうしてこそ成仏の目標が達せられます」

◎訳・慮慇
 

" 貧しい者は物質が乏しいために苦しみ、富める者は心がむなしいために苦しむ。貧しい者はあらゆる方法を講じて物質を追求するためにたいへん悩み、富める者は持っているものを失いはしないかと心配ばかりして、心は穏やかでなく自在になれない。 "
静思語