慈済は東日本地震救援活動の第一歩として、3月15日に地震被災地の一つである茨城県大洗町へ入り、救援活動の下見を行った。同時に一ヶ月有効の「高速道路緊急通行証」を交付頂けたことから東京から大洗町まで回り道する必要がなくなり、もっと早く、効率的に活動ができるようになった。
慈済救援団は日本政府の同意をえへ、明日(3月16日)から炊き出しを開始する。ボランティアたちはすでに東京で炊き出しに必要な準備をしてスタンバイしている。水は自衛隊によって供給され、一日二食の炊き出しを被災者たちに提供する。現地は水道、電気、ガスがまだ止まっている。慈済が用意した即席ご飯は水でも作れるため、被災者には便利である。即席ご飯の作り方説明書は日本語も準備したほか毛布、マフラー、下着を用意、さらに現地の方に安心してもらうためにもと、国連の証明書などを用意している。
(報導:日本強震與海嘯賑災總指揮中心 2011/03/15)