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01月14日
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ホーム 證厳上人 悟りの瞬間 修行について -- 救済

修行について -- 救済

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会員:「救済の仕事をするのはとても辛いことです。たくさんの苦難の衆生を目の当たりにし、いつまで経っても救い終えることができないような気がして、心配でなりません」



上人:「困っている人を見ると手を差し伸べて助けたくなるのは人情の常です。み仏は衆生を度し終えることができなくても、なお『衆生無辺誓願度』(限りなき衆生を残らず済度せんと誓願するなり)と願を立てられました。ですから目にしたらすぐに助け、縁に随って力を尽くせばよいのです」

◎訳・慮慇

 

" 人はとかく偏った一念のために、愛し合い助け合う人生を捨てて、奪い合い憎み合い傷つけ合う人生を貪る。その原因はと言えば、名利や快楽を貪り、己の清浄なる本性を覆いかぶせてしまったからに外ならない。 "
静思語