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07月27日
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ホーム 證厳上人 悟りの瞬間 修行について -- 救済

修行について -- 救済

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会員:「救済の仕事をするのはとても辛いことです。たくさんの苦難の衆生を目の当たりにし、いつまで経っても救い終えることができないような気がして、心配でなりません」



上人:「困っている人を見ると手を差し伸べて助けたくなるのは人情の常です。み仏は衆生を度し終えることができなくても、なお『衆生無辺誓願度』(限りなき衆生を残らず済度せんと誓願するなり)と願を立てられました。ですから目にしたらすぐに助け、縁に随って力を尽くせばよいのです」

◎訳・慮慇

 

" 貧しい者は物質が乏しいために苦しみ、富める者は心がむなしいために苦しむ。貧しい者はあらゆる方法を講じて物質を追求するためにたいへん悩み、富める者は持っているものを失いはしないかと心配ばかりして、心は穏やかでなく自在になれない。 "
静思語