私の田舎に日本支部慈濟青年隊が、雪かきボランティアに行きたいと言われました。
有り難い申し出でしたが、田舎は慈濟の事を知りません。そのため、慈濟の事を分かってくれて快く受け入れてもらえるためにどうすれば良いかと考えました。
幼なじみだが、同級生の目黒祐一さんに会いに行き、慈濟と今回の雪かきボランティアの説明をして具体的な支援をお願いしました。その結果、先輩で町議会議員高橋信彦さんと一緒に、宿泊先の手配から雪かき用の道具の準備、寝具から長靴の用意までして頂きました。彼らの協力なくして、雪かきボランティアの成功はありませんでした。
高橋信彦さんは、二日間ボランティア達に付き添い一緒に雪かき作業をして危険が無いように見守って頂きました。初日は、地元が大事にしている鹿島神社。二日目は、高齢な方が住んでいる民家二軒の雪かきを行いました。皆さんとても喜んでくれて嬉しかったです。
交流会では金山町町長長谷川盛雄氏、町議会議員栗城康太郎氏もご出席いただき、青年たちが四ヶ国語の言葉を駆使して地元と交流。最後に、青年たちがお土産を地元の方に渡す姿を見て、来て良かったと感じました。地元も、ご馳走とお土産を用意してくれてその暖かさにふれることができました。
今回のボランティアは、なかなか田舎に帰らない私に帰るきっかけを与えてくれ、数年から数十年会っていなかった旧友や先輩に会うことができました。今回慈済の一員として帰り、慈濟青年隊の真摯な姿と明るさに地元の方が大変喜んでくれるのを見ました、来年も来てねといってくれました。その団体に自分が属していることを、誇りに思いました。
この企画を実行してくれた慈濟青年隊に心より感謝です。田舎に慈濟の説明と竹筒を渡すことが出来、慈濟の善の種が撒かれました。有難うございました。
文/栗城
校正・定稿/Isa