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04月23日
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慈濟ウクライナ支援「国境なき愛」プロジェクト

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ロシアとウクライナの戦闘が続いている中、ウクライナの人々は家族を連れて国外に脱出しようとしています。その恐怖と緊張に満ちた光景、生気のない顔に心が傷みます。慈濟慈善基金會(慈濟)の證嚴法師は、この見るに忍びない出来事に、愛の心を発揮し、善き思いをひとつにして臨もうと、呼びかけました。それに呼応して、慈濟は、積極的に救援ルートを模索し、救援物資の調達をはじめました。人道支援の精神に基づき、ポーランドで緊急支援物資を提供することで、ウクライナ難民の方々に安心を届けられるようにしたいと、慈濟は考えます。

 

国連によると、2月24日のロシアによるウクライナ侵攻により、2月28日現在までの5日間で102人の民間人が死亡、304人が負傷し、約50万人が国外に避難しているとのことです.

 

「幼い子供をおんぶしながら小さな子供の手をひいて逃げている人がいました。また、大きい子は小さい子を抱っこしていました。人ごみの中を家族と一緒に逃げるのですが、どこへ避難してよいのかわからないのです」

このようなウクライナの人々がおかれている状況を思うと、心配でなりません。證嚴法師は2月28日の朝礼で、皆に真摯な気持ちで祈るように、そして、"人々が冷静で平和であってこそこの人災は収まるのだ"と訴えました。

 

慈濟基金会はシリアからアフガニスタンまで、人道的な立場で戦火の絶えない国々に手を差し伸べ、難民を支援してきました。そして今回も、世界中の慈濟人の人脈とリソースを活用し、一刻も早く難民支援を始めたいと、慈濟の顏博文執行長は話しました。

 

ウクライナ難民の半数以上が隣国のポーランドに逃れたと言われています。そして、ウクライナに残された人々は、その多くが弱者や高齢者で、何百万人もの人々が、ミサイルから逃れるため、地下鉄の駅などの防空施設に押し寄せました。

 

現在、慈濟は、ポーランドおよびヨーロッパ近郊の慈濟のボランティアや理解ある人々と連絡を取り、難民のために生活用品や医療品、毛布、食料などの緊急物資を集め、国境やポーランドにいる難民の方に提供しようとしています。さらに、今後の事態の進展に応じ、人道支援活動を検討していきます。

 

故郷を追われた難民の方々が、安全で安心して健康的な暮らしができるよう、私たち一人ひとりが愛の心を発揮することができればと願っています。

 

原文:https://www.tzuchi.org.tw/全球志業/臺灣/item/25611-慈濟愛心無國界-計畫馳援烏克蘭%20

 

画像

超大型台風30号(アジア名Haiyan)がフィリピンを直撃、フィリピン史上最大の災害をもたらしました。被災状況が最も甚大なのは、レイテ島のタクロバン市、オルモック市、そしてサマール島のギワン島。

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