潅仏会計画担当者――呂慈悦
中正紀念堂潅仏会の企画を担当する慈済ボランティアの呂慈悦は、初めて潅仏会(かんぶつえ)を行った時のことを思い出して語る。初年に潅仏会に参加した人は六千五百人だったのが、翌年には二万人に増えた。昨年は三万人以上で、今年は四万人を突破しているだろう。その中一般の人は五百人から二万人に増えているという。参加者の中には総統、行政院長、十五カ国の外国の駐台湾代表や団体の代表、企業家、さまざまな仕事に従事している民衆が含まれている。「年を経るほどに多くの人に、毎年五月の第二日曜日は仏教における大切な日であり、荘厳な潅仏会が行われる日であることが知られています」と呂慈悦は言った。