慈済大事記 2012年7月度

2012年 7月 01日
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07/01
  • フィリピンの慈済人医会が、マリキナ環境保全教育センターとラッキー小学校で第151回施療活動を行った。医療人員とボランティア合計675人が患者2427人に奉仕した。その中の眼科患者104人は、別途7月13日に慈済施療センターで手術を行う。
07/06
  • 慈済南アフリカ支部の会務指導チームが、6日から9日までスワジランドに行って会務を指導した、これは4回目である。7、8両日は南緯公司の従業員を同行させて、近隣村落の貧困家庭を訪問し、物資を配付した。その後、座談会を開いて意見交換を行い、9日に南アフリカに帰着した。
07/07
  • 南アフリカ・ヨハネスブルグの慈済ボランティアは、2003年以降フランク・ミンハート老人ホームに関心を寄せ、定期訪問を行っている。この日は、慈済青年会と慈済幼年会のメンバーおよび保護者一行45人を伴って訪問を行い、冬季慰問品を配付した。
07/08
  • シンガポール支部と慈済人医会および裕華民衆クラブの共催で、コミュニティーベースの健康検査と營養調査活動を行った。ボランティアと医療人員186人を動員し、延べ819人に奉仕した。
07/10
  • タイ・バンコク市で8日から10日の間、連続3カ所の火災が発生した。慈済ボランティアが11日に現場調査を行い、13と14両日3回に分けて被災者29世帯に、慰問金、毛布、マット、および生活用品パックを配付した。
07/11
  • 米国ニュージャージー州ウッドブリッジ市で10日大火災が発生し、100人以上が家を失った。ニュージャージー支部が情報を得るや、11日に現場調査を行い、15日にボランティア63人を動員してアヴェネル中学校の体育館で、被災者45世帯に現物引き替えカードとマフラーを配付した。
  • イタリア北部エミリア・ロマグナで、5月20日と29日に続けてM6とM5•8の地震が発生し、多くの家屋が倒壊した。ドイツの慈済ボランティアが被災状況を調査した後、6月20日にイタリア政府の許可を取得し、7月11、12両日にボランティア5人が被災区モデナ州に入って、市の職員と一緒に災害調査および被災者の慰問を進め、後続援助の可能性について検討した。
07/13
  • ジンバブエの慈済ボラcaンティアが、地域ボランティアや理髮ボランティアなどを伴い、サーザンローズ農場に行って、約1100人の作業員に淨水剤と衣服など物資を配付し、理髮サービスを提供した。
  • マレーシア・ペナン州アバス州知事が、ペナン州の光輝勲章を證厳法師に授与した。マレーシア支部が記者会見を行い、マレーシア政府に対する謝意と、「栄誉はマレーシアの慈済人に帰する」とした證厳法師の言葉を伝えた。
  • 2年毎に行われているオーストラリア・ニュージーランド慈済青年会幹部研修会が、今年初めてゴールドコースト連絡所で行われた。カリキュラムには、「法、水の如く蒼生を潤す」も取り入れ、両国の幹部合計39人が参加した。
07/14
  • マレーシア・セランゴール支部が、来年度の低収入家庭新芽助学金発給リスト作成のため、6月1日から7月14日までに、8200家庭の訪問調査を完了した。これにより貧困家庭の学生が、来年度も順調に就学できる。
07/15
  • 慈済大学青年会が「キーボードをたたく両手で環境保全を」の運動を発起した。その第一歩として、フェースブックで3000名の台湾青年を集め、台湾32カ所の環境保全教育センターで、「環境保全に没頭する」活動を行った。続いて海外の青年に、行動で「環境保全に落日なし、地球を守る愛のリレー」に応えるよう呼びかけている。
  • ブラジル連絡所が、サンパウロの西区、イタペヴィ市のヴィタポリス幼稚園で施療活動を行った。漢方医、西洋医、めがねの検診、および理髪サービスなどを行ったほか、家庭訪問と配付を行い、環境保全を指導した。
07/18
  • 香港支部が、18日から24日まで第23回香港ブックフェアに参加し、「静思、智慧、愛」「菜食で地球を救おう」「親子交流の道」および「慈済人間情」などのテーマで靜思文物を紹介した。
07/19
  • 慈済教師会と慈済青年会創立20周年を祝って、慈済基金会が19日から24日まで花蓮靜思堂で世界教育年会を開き、慶祝大會、教育論壇、人文の夕べなどの活動を催した。世界9カ国および地区から、教師会および青年会のメンバー、保護者、大愛ママ、など合計1302人が一堂に会し、経験を分かち合い交流した。24日から29日までは板橋園区での教案研究会開催と、台北地区の志業部門訪問を行った。
07/20
  • アルゼンチン連絡所が要請を受けて、台湾駐アルゼンチン弁事処がサルヴァドー大学で行った「台湾、宗教団結および自由樂土」座談会に出席し、慈済の精神理念と現地における活動を紹介した。
07/21
  • 台湾と南アフリカ両国のボランティアからなる「アフリカ思いやりチーム」が組織された。21日から27日までの仕事始めは、ジンバブエに行って、首都ハラレ郊外にあるルングルンゴ小学校に、7個の簡易組立教室を建て、先生と子供たちが雨風や太陽にさらされないようにした。
  • パラグアイ・アスンシオン市連絡所が、会所で漢方医と針灸の施療活動を催した。医師とボランティア18人が、患者254人に奉仕した。
07/22
  • ブラジル連絡所が、台湾駐ブラジル弁事処のサンパウロ文化センターで、20周年慶祝活動を催した。各界人士、華僑および現地ボランティア合計450人が参加し、サンパウロ市から感謝状の贈呈があった。
07/23
  • タイ・マハチュラロンコーン大学が、2011年に慈済がタイ水害を援助したことに感謝して、證厳法師に社会福祉名譽博士号を贈った。この日、大学の代表が台湾に来て学位証書と学士服を贈呈し、大愛テレビの杜俊元董事長が法師を代表して受け取った。
07/24
  • 中国では20日からの連続豪雨で、長江流域の水位が急激に上がり、22の省や区で洪水が発生した、これを「721大水害」と呼ぶ。北京市房山区の災害がひどく、80万人以上が被災した。慈済のボランティアが、24日と26日に災害状況を調査し、27日に台湾から250ケース(約2500キロ)の携帯用食糧を、台湾、金門、廈門の慈済人がリレー方式で、29日に北京房山区の張坊鎮救災物資集結地に届けた。

訳・本信